プロポーションを変える『肋骨矯正』の秘密～弾力性～

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突然ですが、質問です。

あなたがこれから学ぶ整体は、

✔骨盤矯正＝骨盤を矯正すること。
✔姿勢矯正＝背骨を矯正すること。

このように思っていませんか？

この間違った先入観をもったまま整体を学ぶと、
全くと言っていいほど上達しません。

というか施術ををしても満足してもらえません。

整体を習ったことがあるけど、
うまく施術ができない・・・

開業しているけど、
お客様が喜んでリピートしてくれない・・・

これには理由があります。

このような状況でも身体の構造を理解し、
上書きすればすぐに解決できます。

整体を習ったことがある方へ・・・

肋骨矯正って習いましたか？

多くの整体学校では、
背骨（脊柱）の矯正は習っていても
「肋骨の矯正は習ったことがない」という方が
非常に多いです。

今まで肋骨なんて施術したことがない・・・あるいは、

肋骨を矯正するなんて、頭になかった・・・

プロポーションを改善させるための３つのポイント

①人間は背骨で立っているわけではないです。
→逆に背骨に重力がかかると病気になります。

②骨格の支持で重要なのは・・・
→弾力性のある肋骨です。

③骨格の支持にとって障害になる可能性が高いのは・・・
→内臓下垂

この３つを頭に入れて施術していかないといけません。

従来のプロポーション矯正は施術した直後だけ改善して、
時間が経つとまた元に戻ってしまう
というケースが多いです。

これは根本的な部分が
改善されていないからです。

その根本的な部分が“肋骨の弾力性”です。

肋骨矯正でこの３つのポイントが
うまく施術できるようになれば、

プロポーションの改善はもちろん
身体がより合理的に動かせるようになり、
全身が軽く感じられるようになります。

なぜ、効果は期待できるのに、

肋骨矯正を教えてくれるところが少ないのか？

肋骨矯正というと、
カイロプラクティックのアジャスト、つまり
スラストテクニックのイメージがとても強いです。

民間資格の手技としては施術事故を恐れて、
あまり手を触れない部分だったのです。

しかし、肋骨矯正で重要なのは、
カイロプラクティックのアジャストのような

従来の瞬間的な圧力を加えるテクニックではなく、
肋骨の弾力性を確保することです。

弾力性を重視したテクニックであれば、
施術で危険なことは一切なく、
むしろどんどん使ってほしいテクニックになります。

肋骨の弾力性を重視する理由

肋骨は、全身骨格の中で
最も複雑な関節構造になっています。

・骨折しやすい
・肋骨の内部には繊細な内臓器官がある（肋骨が内臓を保護している）

上記のことから、
背骨（脊柱）の矯正よりも技術的に難しいと感じます。

なので、
カイロプラクティックでも肋骨に
ダイレクトにアプローチしていく施術はほとんどありません。

肋骨は背骨（脊柱）やプロポーションの改善に大いに関係し、
全身のバランスにもっとも左右する部分であるといっても過言ではありません。

肋骨の２つの注目ポイント

１、肋骨には肋軟骨が存在している。

この肋軟骨のおかげで
肋骨はかなり柔軟性が発揮されているのですが、
加齢とともに硬くなるといわれています。

しかし、経験上７０歳を超えた人でも
この肋軟骨が柔らかい人は結構多く、
柔らかい人ほど健康です。

２、肋骨体の走行は水平ではなく、斜め。

第一肋軟骨は、上方へ向かって出ており、二番も情報に向かって出ている。
第三～五番はほぼ水平に出ている。
第六～十番は下方に向かって出ている。

この方向が、柔軟性を生んでいるポイントです。
すでに整体をされている方・・・
ここ、考えたことありますか？

肋軟骨の一番と二番が上方へ向かっていることと、
他の肋骨に比べて短いのは頸椎をどのように動かしても
持続的で安定的に支えるための構造だからです。

こう考えると、
今急増中のストレートネック（首のカーブがなくなっている状態）で
姿勢が崩れた方でも簡単にプロポーション矯正で改善させることができます。

ただ、「姿勢を正しく」するように気を付けてもらう・・・とか、
歪んでいるから矯正するというわけでもありません。

大切なのは、プロポーションはどこから崩れているのか？
姿勢に関係するのは背骨、筋肉ではなく、肋骨からの影響が大きいこと。

これを知っておくだけで
あなたの施術のアプローチが今後変わってきます。

今まで全く気にしていなかった肋骨部分・・・
ぜひチェックしてみてください。

この肋骨矯正で、大きく姿勢の改善ができます。