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リンパマッサージで正しくリンパを流す方法
リンパマッサージってよく聞く言葉だけど、正しくリンパを流す方法ってご存知ですか?
こんなことをよく聞きます。
・リンパの流れに沿ってマッサージしましょう
・リンパを流してむくみをとりましょう
でも、本当にリンパが滞りやすいところやどのようにリンパを流すのが良いのか、真剣に考えてやっている方は非常に少ないです。
細かいところは学べない?
リンパマッサージのお店に就職しても、
リンパをどうやって流すのか教えてもらえるところは、ほぼありません。
リンパについて詳しく説明して来れるところも、ほぼありません。
教えてもらえるのは、たった一つ。
マッサージの力加減と手順です。
だから、セラピストは、どれくらいリンパが流れて、どのあたりでリンパが滞っているかわかりません。
ひどいお店では、力加減もわからないので、どんなお客様にも同じ力加減で、同じ手順のマッサージが行われるのです。
一方で、スクールでみっちりマッサージを学ぶとどうなるのでしょう。
正しくリンパを流す方法とは!?
本当に喜んでもらえる、他のセラピストとは一味も二味も違うセラピストになるにはスクールでもっちり学ぶ必要がありますが、今日は基本的なところを紹介します。(この基本的なところでさえ、知らないセラピストもたくさんいますので、知らない人は参考にしてください。)
リンパは「流す」前に「回す」「叩く」
よく、「リンパを流す」って言いますけど、いきなり流しても流れません。
汚れている川をイメージしてみてください。
川の流れを良くするために、無理に水を流そうとしても流れませんよね・・・。
ではどうするか。
まずは、流れが悪くなっている原因である、ゴミ、障害物を取り除かなければいけません。
そのために行う1つ目が「回す」です。
流す前に行うことで、リンパが流れやすくなるのですが、「回す」を最初に行います。
たとえば、脚のむくみをリンパマッサージで改善したいとします。
そんな時は、脚の付け根である股関節を回してください。
回すときは、徐々に可動域を広げていくイメージで弱→中→強のイメージ
これで、股関節周りの筋肉が柔らかくなり、リンパはもちろん血行もよくなり身体がポカポカしてくるでしょう。
ココで終わりではありません。
2つ目は、「叩く」です。
軽くこぶしを握り、ポンポンと脚全体を叩いていきます。
この時、脚の先端に近いところから上がっていくような感じで股関節までゆっくり叩いていきます。
ポイントは表面を叩くのではなく、筋肉の内側に響かせるイメージで軽く行っていきます。
そして最後にリンパを流す、つまり「流す」というマッサージを行います。
リンパマッサージのまとめ
1つ目に「回す」ことで関節や関節周りの筋肉が柔らかくなります。
なぜ、ここを柔らかくするかというと、骨と骨のつなぎ目である関節は血液やリンパの通る道が狭くなりやすいところです。
回すことで、この道を少しでも広げておくことがもっとも効率の良いリンパマッサージとなるわけです。
2つ目に「叩く」ことで血管やリンパに刺激を与えることで、さらに血液やリンパの通る道を広げやすくできます。
さらに、老廃物が溜まっている部分は少し痛みを感じる場合もありますので、重点的にケアしたいところもセラピストが確認できるようになります。
いかがでしょうか。
リンパマッサージと一言で言っても。「どのように流すのか?」を選ばれるセラピストになるには深く考えていく必要があります。
今回は基本的な部分しか書いていませんが、競争が激しいセラピストとして生き残るためには、本気で喜ばれる、選ばれるセラピストを目指す必要があると思いますが、あなたはどう思うでしょうか?
2016/02/1